硫酸塩エアロゾル(大気汚染)が治らない咳の原因かも・・・
毎年5月から6月になると、一度風邪をひいたら咳が2〜3週間止まらないといった症状に見舞われます。
いつも同じパターンの症状経過で、風邪は治っているはずなのに、なぜか喉が過敏でカラ咳の様な状態が続きます。
『季節性アレルギー?』のページの通り、この時期に毎度のことなので、「この季節にアレルギーの原因となるものがあるはず!」と考え、調べてみました。
ただ、私が感じる実感としては、ある一つの特定の原因というよりは、複数の因子の影響を受けている感じもあるので、その辺も考慮してみました。
その結果、原因として浮かび上がってきたのは
- 黄砂 ・・・ 特に春先(3月・4月)から5月にかけて多い
- 硫酸塩エアロゾル ・・・ 黄砂と同じ時期に多くなる大気汚染物質
- カモガヤ花粉症 ・・・ イネ科の雑草の一つ、5月6月ごろに花粉を飛ばす
- カビ ・・・ 5月6月ごろから、気温が上がり、湿度も高くなり始める季節に多くなる
- 気温・湿度の変化
の4つです。
この中で以前から注意をしているのが「黄砂」と「カビ」です。
そして、長引く咳の原因として最も疑わしいと考えたのが「硫酸塩エアロゾル(大気汚染)」でした。
咳の症状と日常の生活から考える
カビについては、「カビが原因?」のページでの対処方法にも書いているとおり、カビの発生原因をほとんど取り除いたので、今回の咳の原因ではないと考えています。
具体的には、「引越し」・「布団の買い替え」・「空気清浄機の購入」・「エアコンの買い替え」・「洗濯槽内の定期的な洗浄」をし、以前の生活よりカビがかなり少ない環境で暮らせています。
また、カモガヤ花粉症は、スギやヒノキの花粉が終わったこの時期に多く飛んでいるカモガヤの花粉による症状です。
ただしこの花粉はあまり遠くに飛ばない為、住んでいる家の近くに河川敷など、川の土手や野原に雑草が多く茂っているケースで多くみられるようです。
私の住環境は、そういった条件に当てはまらず、また花粉症の代表的な症状である目のかゆみや、鼻の症状が見られません。
ですから、カモガヤ花粉症も、今回の咳の原因ではないと考えました。
そして残ったのが黄砂と硫酸塩エアロゾルです。
「黄砂が原因?」のページにあるように、それなりに対処はしているのですが、粒子は非常に細かく、充分に対処できているのか不安があります。
また、それよりも対策が難しそうなのが硫酸塩エアロゾルです。
硫酸塩エアロゾル(大気汚染物質)の対策
硫酸塩エアロゾルを吸い込まないようにする対策を考えてみましたが、大気(空気)ですので、なかなか良い対処方法がありません。
それでも、体に吸い込んでしまうリスクを避ける方法として、2つ考えてみました。
まず一つ目は、≪情報を得て不要な外出を避ける≫ということです。
具体的には
などから情報を得て、外出や洗濯物の予定を立てるなどをします。
2つ目は、上記のサイトから硫酸塩エアロゾル(大気汚染物質)が多いことが分かった日には、空気清浄機がある部屋で、出来るだけ換気を行わず過ごすということです。