痰がからむ咳が出るケース
大人の人なら経験上、咳をする場合は
- 痰がからむ咳
- 痰がからまない咳
があることは知っていると思います。
一般的に、痰がからまない咳は「乾いた咳」と言う人もいます。
もちろんそれぞれの症状には原因があって、対処の方法も異なります。
痰がからむ場合に考えられるケースは
- 体内の分泌物やウイルス・細菌などの死がい
- 胃に原因がある場合
- タバコやアレルギー因子が原因になる場合
- 唾液や鼻水が喉に垂れている場合
などで、風邪をひいている場合は、ほとんどは一番上の「体内の分泌物やウイルス・細菌などの死がい」に、他の原因が複合的に影響していることが考えられます。
基本的には、体の防御反応で、体内に入った異物を取り除くために、体が痰や咳を出しています。
食事に気をつける −痰がからむ咳−
風邪を引いているときはもちろんなのですが、摂取する食品を選ぶことで、喉に悪い影響を与えることを回避することができます。
これが子どもの場合は、特に気をつけることをお勧めします。
まだ自力で痰を体外に出せない子どもの場合は、ひどい咳が長く続いたり、おう吐を繰り返すことがあるからです。
気をつける食品はこちら
- 乳製品 ・・・ 牛乳・チーズ・ヨーグルト・アイスクリーム・ケーキなど
- 油脂製品 ・・・ インスタント食品・パン・マーガリン・マヨネーズなど
- 肉類 ・・・ ウインナー・ハム・ベーコンなど
- 菓子類 ・・・ チョコレート・スナック・クッキーなど
- アルコール ・・・ ビール・日本酒・焼酎・チューハイなど
また、私にそういった知識が無かった時のことです。
咳込みが酷く機嫌が悪い娘に、牛乳やシュークリームを与えたことがあります。
あっという間に咳がさらにひどくなり、後でこのことを知った時には、ものすごい自責の念にかられました。
基本的なことですが、咳が出るときは、消化に良く温かい食べ物が最適です。